独自成分「A2OC」とは
紫外線やストレスに負けない肌へ、ブドウの力でサポート
植物は、自ら栄養素をつくり出すという特別な能力をもっています。たとえば、私たち人間が毎日の食事で摂取しているタンパク質、糖質、脂質なども、植物が自ら合成するものです。
また植物は、動物のように動くことができないため、外的ストレスや環境の変化に適応し、自らを守るための進化を遂げてきました。その過程で植物は「二次代謝産物」と呼ばれるエネルギー源ではないさまざまな機能性分子を生み出します。これらの分子は、植物同士のコミュニケーションや受粉の促進、外敵からの防御など、植物が生き抜くために不可欠な役割を果たしています。
中でも注目されるのが、「ポリフェノール」に代表される植物由来の抗酸化物質です。紫外線によって発生する活性酸素から葉や花を守るもの、昆虫を遠ざけるもの、細菌やカビの感染を防ぐものなど、その役割は多岐にわたります。
そしてこれらの植物を守る成分は、私たち人間の肌にも有用であることが科学的に証明されています。
私たちの肌もまた、植物と同様に、紫外線・大気汚染(タバコの煙など)・ストレスといった外的要因に日々さらされています。さらに、栄養バランスの乱れや食品中の化学物質など、内的な要因も肌に悪影響を与えています。
こうした継続的なストレスは、肌のバリア機能を弱め、ハリや弾力を失わせ、老化を早める原因となります。
Vinésime(ヴィネジム)は、ブルゴーニュ地方の植物に含まれる有用な分子を丁寧に抽出し、それをスキンケア製品として肌へ届けることを目指しています。
ブランドのこだわりは、環境に配慮した有機栽培によるブドウ作りから。中でも、世界的に名高いブルゴーニュの高級ブドウ品種からは、抗酸化作用に優れたポリフェノールが非常に高濃度で得られます。これらの成分は、細胞の老化と戦う働きがあることでも知られています。マセラシオン(浸漬)および発酵させることで、有効成分を最大限に引き出します。
使用される原料は、毎年収穫期にジュヴレ・シャンベルタンの名門「ルネ・ブヴィエ」ワイナリーから採取されたもの。これをポリフェノール抽出に特化した専門機関に託し、Vinésimeのスキンケアライン「ル・クロ」および「ラシーヌ・デュ・タン」に配合しています。
特に「ラシーヌ・デュ・タン」には、ブランド独自成分のA2OCが使われています。
(*A2OC=抗酸化&酸素供給の美容複合成分)
また、Vinésimeではフィトテラピー(植物療法)の中でも、「ジェモテラピー(新芽療法)」に着目しています。植物の新芽には、根や葉以上に濃縮された有効成分が含まれており、より高い効果が期待されます。たとえば、カシスの新芽には細胞の酸素供給を高める特性があります。